本日は私が高校の頃から実践している学習法について綴っていきたいと思います。
それはいわゆる「7回読み勉強法亅というものです。名前どおり1冊のテキストを7回繰り返すことで脳へ定着させるという勉強法です。
複数のテキストをこなそうとする人も多いですが、私は1冊を完璧にする方が効果があると思っています。実際、大学受験中の夏休みの1カ月間で青チャートを7回繰り返し解いただけで、当時40をきっていた数学の偏差値が60後半まで跳ね上がりました。もちろん現在も資格勉強をする際は「7回」という数字を目安にしています。
とうわけで、この記事では「7回読み勉強法」の具体的な方法について解説しています。
7回読み勉強法の進め方
7回も繰り返せば大体のことは記憶に残りますが、さらに効果を高めるために回数ごとに目的を持って行うことをオススメします。
各回数ごとのポイントをまとめました。
1~2回目:流し読み
序盤は何も考えずテキストを通読します。分からない単元があってもスルーです。チェックも特に付けなくて良いです。
学習を始めたばかりの時は分からないことばかりで、それをいちいち調べていたら膨大な時間がかかる上、初めの頃に調べたはずの内容はテキスト後半を学習する頃には残念ながらほとんど忘れているので非効率です。
はじめは見出しをメインにテキストをざっと読んで全体像を何となく把握します。ここではあくまで1行1行をしっかり読もうとせずただ流し読みすることがポイントです。
3回目:構成把握
2回流し読みすればテキストの全体像がうっすら見えてくるでしょう。
3回目では各章の繋がりを意識しながら読み進めていきます。2回目までで何となく見えていた個々の点の内容を繋げて線にしていくイメージです。
このステップを踏むことで4回目以降で深掘りしていく作業がスムーズになります。
4~5回目:平読み
折り返し地点です。
ここにきてついにテキスト本文の内容について気にしながら読むようにします。重要なワードを意識しながら、場合によっては付箋やマーカーなどでチェックしながら要旨を掴むように読みます。
6~7回目:要約
正直、私の経験上5回も繰り返せば内容は定着しています。
ですが7回まであるのは応用力を身につけるためだと思います。
最後のステップでは、5回目までで把握した内容を頭の中で要約しながら読むのです。よく、「人に説明できるかどうか」を理解力の目安にすることがあります。ここまでの学習内容を誰かに説明することを意識しながら、内容を整理して要約までできれば応用的な内容にも対応できるようになるでしょう。
まとめ
以上に私が長く実践している7回読み学習法についてご紹介しました。とはいえ、学習法は「これが最強!」というものはなく合う合わないはあると思います。私はたくさんの有名テキストに手を出してみたりとさまざまな方法を試した結果、この方法が自分には合うのだと分かり続けているといった次第です。
もし受験勉強や資格勉強か思うように進められないという方は1度この学習法も方法の一つとして試してみる価値はあると思います。
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